ベトナム縦断旅

夏休みを取り、
ベトナムを旅してきました。ハノイ、ハロン湾。
そして、陸のハロンと言われるタムコック。
フエ、ダナン、ホイアン、ミーソン遺跡
ホーチミンと1週間の旅でした。

陸のハロン タムコック

ハロンや、タムコック
(キングコングの映画の舞台になりました)は、
のんびり時間が流れて、アジアの田舎らしいいい感じでした。

海外旅行の楽しみは、
日本とは違う価値観に触れる事ですね。

実から花が咲く。順番が逆のさらそうじゅの花。

ベトナムは、太ってることが富の象徴なので、
太ってるほうがモテるらしく太り薬があるそうです。
痩せ型の観光のガイドさんは、太り薬を飲んでいたらしく、
「薬を辞めたら、痩せてしまった!」と、
嘆いているのです(笑)
羨ましさで、食い入るように目を見てしまいました。

あと、ベトナムは謝らない文化なので、
交通事故の際に、乗客と戦えるように、
バスの運転手さんは、
イスの下に武器を持っているそうです。
刑務所帰りの人も多く、採用されるそうです。
ムショ帰りが、履歴書に書けることもすごいですが、
経歴として成り立つ事に衝撃を受けました。

ホイアン

ベトナムは植民地だったこともありますし、
南北で戦争もしていましたし、
ミーソン遺跡のジャングルは、枯葉剤の影響で、
大木はまだ少ないのです。

支配と依存。そして自立の戦争。価値観の衝突。
色んな事が入り混じっている国ですね。

そしてそれらの問題が、なくなったのかと言えば、
今もあります。

メコン川はアジアの沢山の国にまたがって流れていますが、
その一番上流が中国です。そこに中国がダムを沢山つくり、
ラオスやカンボジアなどのお金がない国には、
お金を貸して、ダムを作らせます。
(援助といいながら、返せない時、支配する事になる)

農業国のタイやベトナムは、水田の水牛が死ぬから、
辞めてと水を流して!といっても。
はい。と言いながら、辞めない。

水という命綱を中国が握ることになります。
支配も形を変えて行われています。

今度は、水を止めて殺す。
流しすぎて殺す。
アメリカのまいた枯葉剤以上に
色々用途が増えそうで恐ろしいですね。

日本は島国なので、アジアの中では
ある意味特殊な感じがします。
でも、各地の島やら、沖縄はぼっとしてたら、
支配されているかもしれません。
NOとハッキリということ。
そして、自立していること。
のんびりしすぎないこと。

中国はアジアでは本当に
力をつけてきていますね。
良きリーダーであることを願います。

瞑想みのり