有元葉子さん講演会に

料理研究家の有元葉子さんの講演会に行きました。
有元さんの 器の趣味とか、海外の話とか、
暮らしのヒントが好きだったので、楽しみにしてました。
お会いするのは 今回が初めてです。

面白いな〜と思った お話ですが、
こんぶでダシを取る時に、最近は 
水出しにしているそうです。

その昆布は また料理にも使うそうですが、
いよいよ 残った時は ミキサーにかけて、
土に埋めて肥料にするそうです。

このアイデアを何と、アイルランドを旅してる時に、
痩せた土地に 草木が茂る海岸を見てて、
思いついたそうです。

仕事(料理)・旅・暮らし・全部がリンクしてる
興味深いお話で、刺激を沢山いただきましたね。

話しそのものよりも、私が驚いたことは、
なんて優しい人なのだろうかと・・

「何が」とは一言では言えませんが
とにかく「優しい」のです。

書籍からは 日々の暮らしを大切にする人、
感性が豊かな人 自然体で生きてる人、
これらはよく伝わってきますけど、

地球に優しい、人に優しい、自然に優しい 
生きとし生けるものすべてに優しい。
そんな感じの方でした。

有元葉子さんの新刊発売

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小林カツ代さん 天国へ

朝のニュースで知る前に 
夜中、カツ代さんが天国に旅だったのだな〜と、
私の意識に、知らせが来ました。

闘病中も、
いつ復帰するのかと、気になってましたから、
カツ代さんの訃報をキャッチしたのでしょう。
「空」って、ホントいろんな事が出来るな〜
と思った出来事でした。

好きな料理研究家でしたから、残念です。

日本料理において、
私は小林カツ代さんは、画期的だったと思うのです。

ダシの取り方とか、野菜のアク抜きとか、
伝統的なところからは、かなり外れていました。

守破離という言葉がありますけど、
守ってない(笑)それでいて・・破って、離れた。
新しいジャンルを確立した人だと思いますね。

封建的な料理の世界で、これだけ、アッケラカンと
破って、離れて、笑顔の人も凄いと思うのです。

カツ代さんのエピソードで、
私が大好きなエピソードがあります。

カツ代さんは、お嫁に行くまで、
全然、料理をしたことがなかったそうです。
(信じられませんが・・)

親も手伝えとも、覚えろとも、言わなかったそうです。
けれども・・・ただただ毎日、朝・昼・晩・
お母さんの作ってくれる料理を 無邪気に、
食べたそうです。

この話の何が 特別なのか? 
さっぱり分からないかもしれません。
特別な事、愛は見えないのです。

「ああしなさい!こうしなさい!これを学びなさい!」
ではなかったのです。

カツ代さんの 破りと離れは、
愛をしっかり受け取った人だったから
出来たのだな〜と いつも思うのです。

昔から、こうだったから、
これが、普通だから、
親も、先代も こうしてきたから、
これをアッケラカンと、破ったのです。

そして、カツ代さんが、受け取ったものは、
世の中に影響を与えていきました。
ご冥福をお祈りします。

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