宝塚歌劇花組公演を見に行きました。
吸収することがありすぎました。
また来年も行きたいですね。
歌劇の後は、
私服に着替えて化粧を落としたタカラジェンヌ
70名くらいと、
近くのホテルで食事会がありました。
歌劇が終わり、パーティまでの間、
時間があったので、
宝塚の街をブラブラしていると、
若いファンの女性が、出待ちをしていました。
出待ちが出来るのも、
選ばれたファンだけという序列のある宝塚。
出待ちの序列の中に入れず、
離れたところで一人でチワワのように震えながら
待っている姿が印象的でした。
おそらく、スターの事を好きすぎて、
震えているのです。
とても不思議な気持ちになりました。
この少女が大好きなスターと、
私は今から飲みに行き、
乾杯して、ご飯を食べながら、
話をするわけですね。
この少女と私の違いは何だろうか?と思ったら、
スターをどこに見ているか?それが、違うのです。
この少女にとって「スター」とは、
自分とは全く違う存在であり、
まるで遠い星のようである。
手に届かない、
自分に無いものを持っている凄い人だと、
思っているのですね。
だから、震えているのです。
そして、そう思っている限り、
スターは星のように、
届かないところにずっと存在します。
でも、私は違います。
スターは自分の中にいると捉えています。
食事会で、隣に座ったタカラジェンヌは、
自分の中のスターの投影です。
どうしたら、私の中のスターを、
この人みたいに出してこれるのかな?
出してくるのに、足りないものは何かな?
そんな風に、タカラジェンヌを見ているのです。
緊張はしません。だって自分を見ているから。
こんなものの見方をしているから、
手に届くところに、
私服着て、化粧を落とした
タカラジェンヌが登場しているのです。
この少女に教えてあげたい。
凄いスターを見る時は、
「外じゃない。自分の中にその人を探せ!」と・・
そしたら数年後、そのスターは、
あなたの隣で、一緒にお酒を飲んでいるよと。
スターとお食事をさせていただいて、
足りないものは・・
まぁ山ほど発見しましたね。
それは、とても貴重な体験でした。
スターというのは、普通の基準・
当たり前の基準がとても高いのです。
本当に沢山の勉強をさせて頂きました。
朝2時間もの稽古や運動を毎日していますね。
そして、2時間もの会食の間は、
ずっと背もたれに一度たりとも背中を付けずに食事しますね。
それらが、タカラジェンヌには普通の当たり前のことになっているので、
苦労とか、やったことのうちにカウントされていないのです!
もしも、綺麗でいる秘訣は?と質問されても、
「何もやっていません」と、答えるのはそのためです。
嘘をついてるのではなくて、 本人たちには、普通のことだから、
やった事・・にカウントされないのです!
とんでもない水準にいます。
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